東京都公安委員会指定 犯罪被害者等早期援助団体 東京都総合相談窓口 公益社団法人 被害者支援都民センター
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相談支援のご案内

被害にあわれた方からのメッセージ

苦しみ・悲しみのどん底から”生きる力”を与えてくれた場所です

糸賀 美恵
平成14年5月13日、長男正和は、ひきこもり・自殺願望の加害者に逆恨みされ、寝ているところを頚動脈、他数十カ所をメッタ刺しにされ、命を奪われました。
以前交際のあった加害者は、実家にも居場所がなく、「少し居させて」と息子の部屋に入り込んだあげく、思いどおりにならない自分の人生に自殺願望を抱いたが、「死んだ後、息子だけが幸せに生活していくのが憎い!」と就寝中に息子を刺殺しました。

事件から2年間、主人も私も二男も、まるで私たちが犯罪者であるかのように、誰にも相談できず自責の念に閉じこもって苦しんでいました。

そんな時、被害者支援都民センターで面接相談を受け、自助グループへのお誘いをいただきました。
参加するまでは、「何の助けになるのだろう」と疑問に思ったこともありましたが、センターの方々のサポート、また同じ 苦しみ、悲しみを持つ方々の話を聞いたりすることで、私の胸の奥に2年間閉じ込めていた苦しみをはき出せる場所、そんな場所があることを知り、少しずつ苦しみのどん底から立ち直っていくことができました。
癒えることのない悲しみの中、理不尽な現実に向かって立ち上がる力を与えていただきました。

自助グループに参加させていただいて感じたことは、今の法律が加害者の人権を守るばかりで、私たち被害者の人権はおざなりにし、二次被害、三次被害にも苦しめられているという現実です。

1日も早く国や司法が真に被害者のためになる被害者支援に力を入れてくれることを心から希望しております。


被害者支援都民センターとの出会い

小畑 智子
平成10年7月12日飲酒運転で事故を起こし逃走中の車に、息子は20歳の若さで命を奪われました。
あまりにも突然の出来事で、現実を受け入れられぬまま、すべての感情を閉じこめ、悶々とした日々を送る中、 「息子がどんな形でもいい。ただ生きていて欲しい。」との親の強い願望だけが強くなっていくことを感じました。

ある時、何気なく見ていたテレビで被害者支援都民センターを知りました。
偶然にも息子の二回目の命日でもあり、息子が導いてくれたのではないかとの強い思いから直ぐにお電話をさせていただきました。その時から早や4年近くになります。
その間、毎月カウンセリングを受け、私自身の心に閉じこめていた感情を少しずつ出すことができるようになり気持ちが楽になっていくことを感じました。

今でも悔しさや、悲しみは変わりません。
しかし、月一度の都民センターで開催いただいている 自助グループの方々との交流では、心が癒され前向きに生きる力をいただいた思いでおります。

被害者は皆このような辛く悲しい思いを一生背負って生きていかなければならないのです。
私は都民センターに出会え、早い時期にケアしていただいたことに深く感謝しております。


早期支援を受けて

N ・T
平成13年6月、夫が刺殺されました。
全身十数か所を刺され、変わり果てた夫の姿を直視したのは、妻である私だけでした。
事件直後、病院や警察での事情聴取等で時間の感覚もなくなってしまい、事件後3日間、私は睡眠もとれず、何か全ての感覚が麻痺したような状況でした。
事情聴取をしてくれた刑事さんが、私の状態をみて所轄の犯罪被害者支援専門員を紹介してくれましたが、第三者から見れば明らかに支援の必要があったと思います。

その後、すぐに裁判が始まりました。
裁判のことなど何も知らない私にとっては大変不安でしたが、県警の犯罪被害者相談センターの支援員に付き添って頂き、最後まで裁判を傍聴することができました。
また、被害者支援都民センターの自助グループに参加させて頂き、自分の気持ちを吐露できる方々に巡り会いました。
現在も、精神科にかかり薬を服用している状態ですが、もしも早い段階での支援を受けていなければ、今のような私は存在しなかったと思います。

ニュースや新聞を見ていますと、毎日のように犯罪による報道が流れていますが、新たな被害者が適切な支援を受けられているかどうか気になります。
ある日突然起こる事件・事故、その後、終わりのない深い悲しみ・怒り・不安を一人で受け止める事は苦しいことです。
また今の日本では、被害者が世間から隠れようとしています。
私自身もいまだにそういう気持ちなのです。

早期支援は、本当は必要なのに、その重要性に本人や周りの方々もなかなか気づかないと思われます。
事件・事故直後、数日後、あるいは、数年後において、いつでも適切な支援が受けられるよう願っております。



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